診療内容
白内障とは
目の中でカメラのレンズの役割をする水晶体が濁る病気です。水晶体が濁ることで、外部から集めた光が眼底に届きにくくなり、ものがかすんで見えるようになります。紫外線や外傷など原因はさまざまですが、最も多いのが加齢によるものです。個人差はありますが、誰もが加齢とともに水晶体が濁り、早ければ40歳くらいで発症する人もいます。早期発見のためにも定期的な眼科検診を心がけてください。
症状
- 視力が低下する
- 視界がかすむ
- 夜間の光が眩しく感じる
- 暗い場所と明るい場所で見え方が違う 等
正常な眼
正常な水晶体は
光をよく通します。白内障の眼
白内障は水晶体が濁り
光が通りにくくなります。治療方法
白内障は手術で治療できます。濁った水晶体を取り除き、
代わりに人工の眼内レンズを挿入します。
当院では日帰りで手術が受けられます。
当院の白内障手術
- 日帰りで手術が受けられます
- 切開部分は3mmです
- 手術時間は10分前後です
- 点眼麻酔をし、手術を行います
- 眼科専門医が手術を行います
- 健康保険の対象です
手術の流れ
- 点眼麻酔当院では点眼麻酔のみです。眼球に注射をしないため、痛みがなく安全です。
- 角膜の切開眼球の角膜部分を3mmほど切開します。
- 水晶体の吸引切開した部分から機器を挿入し、濁った水晶体の核を超音波でくだき、吸引して取り除きます。
- レンズの挿入水晶体の代わりとなる眼内レンズを切開した部分から折りたたんで挿入し、固定します。
当院では適応となる患者様には乱視矯正レンズ(トーリック眼内レンズ)を採用しています。 - 静養室で安静に術後は静養室で10分ほど安静にお過ごしください。入院は不要ですが、術後診察は必要です。
ご家族の皆様へ
別室のモニターで、手術の様子をご見学いただけます。